営業コラム「実は失礼!好かれる人はやらない礼儀作法」
みなさまお疲れ様です!
さて、今回のテーマですが飛込みや初めてアポイントに行ったとき、その営業マンが担当者に会って印象が約9割見た目で決まるという事をご存じでしたか?
それは、逆に例えても自分たちも最初に会う人は見た目重視になっていますでしょ(笑)
そこで今回は知らないままだと自分が損することに!
「実は失礼!好かれる人はやらないちょっとした礼儀作法5選!」というテーマでお話ししたいと思います。
突然ですが、みなさん正しい礼儀作法ができている自信はありますか?
自分ではそんなつもりは無くても、実は相手に失礼な人だと思われていることもあります。
いつの間にか嫌われてしまうことがないように、自分の礼儀作法を振り返ってみませんか?
キャリアを重ねてきたからこそ大切にしたい。
ちょっとした礼儀作法は、よかれと思う行動やさりげない言動が実は相手に無礼だったり、不快感を与えたりしていたら心外ですよね?
これからお伝えするのは、どれもやりがちな物ばかりなので気をつけていきましょう!
1:「考えておきます」と言う
※この言葉は相手に期待をさせている
例えば「これをあなたに差し上げます。受け取ってくれますか?」といわれたら「考えておきます」とは言いませんよね?
「いただきます」とお礼を言って受け取る人が多いのではないでしょうか?
「日本人が『考えておきます』といったら大抵、それでピリオドの場合が多い。言ってみれば逃げ口上、よく言えば社交辞令です。
「考えておきます」と言っていいのは、かなり現実の可能性があって、自分の力ではできる、でも誰かが反対にするかもしれない、それをクリアするために時間が必要、そういった時ぐらいでしょう。
可能性が50%以下では言うべきことではなく、営業の商談時にはいったん断っておく方が親切でしょう。
2:相談しっぱなしのままにする
就職、仕事、結婚の話など、もし誰かに何かを相談したい場合、信用している人にしか相談しませんよね?
だから、うまくいった場合もだめだった場合も、必ず結果を報告すべきです。
「その方が、うまくいったにしろいかなかったにしろコミュニケーションを保ち、関係が切れずにすみます。」
勝手に相談してきたにもかかわらず、何の報告もないと、相手はうまくいったのかどうかも分からない。
そうなると、その次からは相談しても「今ちょっと忙しいから」などと、適当にあしらわれるようになると思います」
相談する相手は基本的に自分が信頼している大切な人であり、また相談するにあたり自分についての情報をかなり与えています。それゆえきちんとした報告がないと、結局自分が損することになりかねません。
相手が自分を悪く扱わないようにする。というセキュリティの意味も含めて、これは損得の問題として、きちんとしたほうが良いと思います!
※皆さんは営業にうかがい、商談時の案検討を相談され、放置してませんか?それでチャンスを失っている可能性がありませんか?もう一度見直してみてください!
3:ポイントがずれたところを褒める
よく、営業と同行の際にお客様とお話をしている中で、よくポイントのずれたところ褒めて空気が一瞬凍ることが最近多々見られてヒヤヒヤする場面に遭遇することがある。
言葉のキャッチボールのスキルでもあるが、ポイントのずれた物を褒めても相手を困らせるだけです(汗)
「ある日同行先で定期便の話をして資料を基に色々説明を差し上げていたところ、商談終了時に見送りで『あなたの説明はわかりやすく、定期便のことはよく知らなかったけど興味を持ちました」と言ってくれました。
ただ「ありがとう」というのでは無く、どこが良かったのか?細かいところまで説明してくれ具体的に説明してくれて「ありがとう」と言われたので褒められた方にしては非常にうれしかった!とその担当営業は後にいっていました。
ただし、褒めるポイントがずれると逆効果になる場合も。
以前、私がお客様に食事を誘われフランス料理を食べた後、シェフに対して「特にパンがよかった」とコメントしたことがありました。
「シェフはパンに直接かかわっていないので、やはり同じ褒められるなら料理を褒めてあげるべきだったのです。
メインの物とか、こういう料理は初めて食べたとか。
ごちそうする側にしてもシェフにしても、色々考えながらおもてなしをするわけですから、「ポイント」を褒めてあげることが大事かと思います。
この失敗で色々学びました(汗)
4:接待する側より先に行く
もしも、接待される側が約束の30分前に店に行き、接待する側が15分前に行ったとしたら?
それでバランスが狂ってしまいます。
「時間通りながら、接待する側が少し遅れてついた。それでも相手には「すみませんお待たせいたしました」と謝らないといけない。
早く来たのは相手の勝手、というわけにはいかず、相手が待っていたのは事実。
なのでエチケット上は「お待たせしました」と言わなければなりません。
でもやはり、接待する側にいきなり謝らせてはいけないと思うのです。
食事に招かれた場合、時間より早くは行かない、時間寸前に行くというのが一般的マナーです。
それと同様に、接待する側の準備時間を確保してあげる配慮が必要だと自分は考えます。
接待される側は100%お客さん、と言う姿勢がいちばん。
相手の親切に委ね、いいお客様になりきり、接待する側に「おんぶに抱っこしてあげた」と言う気持ちにさせる。
それが、接待される側のお礼だと私は思います。
これから接待する。接待されると言う季節に入ります。
ヤマックスの営業として、このエチケットができるかできないかでその営業マンの本質を見抜かれてしまいますし、
会社の教育体制が見抜かれてしまいます。
5:モノを引きずって動かす
※敬いの心が足りない人だと思われる
商談にいってお茶をだされ、それを手で押しやって動かす。
よくある光景です。けれどもみなさんは茶道の指導際、一度お茶を置いたら1ミリも動かしてはいけないと教えられます。
引きずることで摩擦が生じ、他人や自分の心の中にひずみが生じるのだとか。
茶道では、人に対するのと同じようにモノを大切に扱い、敬いの心を持って接することを学びます。
置くべき場所にさっと置かないでまたやり直すというのは、自分の方向感覚というか、見極めが悪いわけです。
モノも押されたら嫌な思いがしますよね。
モノを移動するときには一度にぱっと持ち上げ、目指す場所にゆっくり一度でおろすのが正しい作法。
わたしが、新人研修時に茶道を学びそのときに先生が言った言葉で、テーブルは「モノを持ち運ぶ道具」を置く場所では無く、食べ物や飲み物をなどを置く可能性のある場所。
汚したりしないように、清潔にしておくべき場所なんだそう。
物事の意味や背景を知ることで、美しい振る舞いにつながりそうですね!
さて、最後にこのなかに「普段やっていた!」というものはありましたか?
どれかひとつでも当てはまったら、これからは正しい礼儀作法を身につけ、よりいっそう周囲の人から好感を抱かれるような営業マンを目指していきましょう!
ヤマックス営業マンは他社とは1つも2つも何かが違う!と言われたら気持ちが良いものです!