営業コラム「ヤマト、年末物流人材争奪戦」
さて今年も、残りわずかとなりました。
そんな中、飛び込んできたニュースが・・・
ヤマト、年末の時給2000円 物流人材争奪戦!!
なんじゃそりゃ!?
残業代で問題になったかと思えば、今度は人材確保のために高額時給で人を取り込む。
なんなんだこの会社は!(怒)ひっかきまわすな!
インターネット通販の繁忙期の12月を控え、物流関連のアルバイトなどの時給が高騰している模様。
宅配の最大手であるヤマト運輸は一部の地域ではあるが、2000円で運転手の募集を始めたようである。
そういえばこのニュースが出る前に、アマゾンも倉庫作業でたしか1850円を提示していた。
人手不足の飲食や小売りも含めて業種を超えて人材の争奪が過熱し、宅配や外食などのサービスの維持に支障が出る可能性がこのままではあるのでなかろうか?
この時給2000円、一部の地域での金額にはなるが全国で最も高い時給だそうな・・・。
時給が高ければ人が来ると言うことなのだろうが、実際はどうであろうか?
私は現場を見ていて一部の人は金額でなびくかもしれないが、現在仕事を探している人が仕事を選ぶ上で重要視しているのが、働きやすい環境と社内の雰囲気を最も重要視して選んでいるというデータがある。
時給は仕事選びの重要視ベスト10の中で社内の雰囲気が2位、働きやすい環境が4位で時給(給与)はなんと6位で下位のの方だったのには驚いた。
今の仕事探しは、お金ももちろん必要だろうが、実は環境を重視した選択になっているらしい。
時代は変わっている・・・
時給が高いというのは、仕事内容がキツイ!というのを探す側はすでに察しているのだ。
この時給・・・はたして人材不足を助ける起爆剤となるのだろうか?
私は疑問しか残らない。
なぜなら仕事を選ぶ選択肢に、仕事を選ぶ上で最も最重要としているのは会社の体質と代表の人柄を見てから決めるというのだから。。。
会社(企業)の中身は金額ではフォローできないのだ。
我々も募集する側として、会社の中身が問われてくる時代に突入してきたのだと悟った。
このヤマトの案件ですが、皆さんはどう考えますか???
今一度、良く考える必要があるのかもしれませんね(汗)