物流の商品価値
こんにちは業務のサカガミです。
今回は「物流の商品価値」についてです。
前回のテーマで「商品価値」は「交換価値」と「利用価値」によって決まるという論文に着目しましたが、
物流にこれを当てはめていきたいと思います。
まずは「交換価値」については。
荷物を運ぶ為に設備の提供(トラック、フォークリフト、倉庫区画など)ガソリン代、ドライバーの時間などを
「交換」します。
次に「利用価値」についてですが。
ユーザー様は、商品を運送する事により「商品」が「貨幣」に代わります。
運送に「利用」する事で収益を上げる事が出来ます。
逆説的に言うと「商品」は動かさないと「価値」を生まないという事が言えます。
以前にも書いたように「物流は経済の血脈」と言われているのは「動かさない限り価値(利益)を生まない」という
自立移動が出来ない「商品」の特性に起因します。
物流の仕事は言い替えれば「商品に価値を付ける」仕事といえるのかもしれませんね。
今後この業態が社会的地位を確立する為にもこの様なセミナーが全国であれば思います。