営業コラム「変われるか?」
さて、今回は「変われるか?」という題目にてお話ししていきます。
私自身最近思うことで、自分が仕事をしていく上でいつも心にある言葉が「変われるか?」という言葉なのです。
プレイヤーからマネージャーに変るとき。
仕事をしていたらそういう転換点に立つことがありますよね?
そこには大きな溝があります。
その溝を超えるためには、マインド面でもスキル面でも、大きな変化が必要になってきます。
もちろん、時間も必要です。おそらく早い人でも2から3年はかかるでしょう。
マネージャーの仕事は、人を通じて成果を出すこと。一方、プレイヤーの仕事は、自分が直接成果を出すこと。
間接的か直接的かの小さな違いに見えるかもしれませんが、実はめっちゃ大きな違いです。
たとえば、プレイヤーの主語は「私」。マネージャーの主語は「私たち」。
プレイヤーの仕事は「行動によって成果を出す」マネージャーの仕事は「意思決定によって成果を出す」
プレイヤーが学ぶべきことは「専門技術」
マネージャーが学ぶべきことは「マネジメントの技術」なのです。
スポーツでも、名プレーヤーが必ずしも名監督になれるわけではありません。
誰もがプレイヤーからマネージャーに変化できるわけではありません。
その変化はそれまでの仕事の延長線上にあるわけではなく、
「まったく新しいキャリアに挑戦するのと同じ」と思った方がいい。
そこには、こだわり、エゴ、自分でやったほうが早い病、時間軸の違いや仕事の抽象度の違いなどなど、
超えないイケないいろんな障害があります。
それを超えるためには、意識して時間の使い方や選ぶ本を変えていかないと、どうしても慣れ親しんだ「いつもの仕事」
「いつもの考え方」に戻ってしまいます。
でもその障害を乗り越えて、チームの力、組織の力を結集できる名マネージャーになることができれば
より社会に大きなインパクトを与えられるようになるのです。
大きな仕事は組織によってなされます。
そのような組織を作れるマネージャーでありたいと、私は思います。