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完全確率
お疲れ様です。業務部の永迫です。
完全確率という言葉を聞いたことがありますか?
実際そんな言葉はなく、ある業界の俗語なんです。
例えば福引をして箱の中に紙が319枚入っていたとします。
そのなかから1枚引くと、残りは318枚です。
ってことは中にあたりの紙が1枚入っているとすると、
どんどん確率は上がっていきますよね。
319回引いて当たりが出る確率は100%です。
しかし完全確率はそうではありません。
端的に言うと、1回の抽選が次の抽選に何の影響も与えないという確率方式の事を
完全確率といいます。
この場合は319枚の紙から1枚引いてまたもどして、また319枚から1枚引いてという感じです。
なので319回引いたからと言って、当たりが出る確率は100%ではありません。
はずれを引く確率は318/319です。これが319回続く確率は
318/319の319乗=約36.7%
これを100%から引くので、319回引いて当たりが出る確率は
約63.3%となります。
これがギャンブルです。